夜逃げと破産と己
毎回 暗い話で
申し訳なく思うが
これは 菊地の
ちょっと奥まった
田舎の 破産夜逃げだ。
今 こたつに 居た様な
そのままの 家族団欒が 抜け出たような 後だった。
破産まで 申請したんだ。 もう逃げる事はない ハンディを
背負ったんだ。 子供も居ただろう 子供部屋のベットも
学習備品も 教科書さえそのままだった。
逃げる事も 解るような気もするが 新天地での新生活に
力を注ぐ方が 良いかもしれないが・・・・・
取り留めのない想いが 心こがしながら 我の職を忘れ
呆然と立ち竦む それでも見積は 容赦なく始まる。
俺は 一体何をしているんだ!
関連記事