夜逃げ・破産・競売・リホーム・販売

熊本ごみしょりおじさんと湯島紀行

2011年05月30日 09:27



何が あったか解らないが 仏壇も 位牌も
子供の 学習道具も 家電品も そのままの
逃避で 既に5年も 経過していた。
ご飯は 茶碗に残っていた 
多少とも 経験のある おじさんには
子供の 不憫さに 涙が止まらない。
因果な 商売である この家の中の
一切の家具・物の廃棄と 外部の物の廃棄を
仕事にしている 
この家は 比較的 新しいから
解体されずに リホームで 販売される。
(後日・先住者を 探して仏壇を
         引き取ってもらった。)
過去を 考えるなと言っても 家具や品物や
その様で かっての暮らしが 見えて来る。
思いたくない過去も 思わずにはいられない
感じるのは 極端な 無念さだけだが
何処かで 必ず自業自得なところがあり
騙されたとは 言っても 
その前の 自分の不備もあり
やっぱり 責めるべきは 己にありで
無念さを 慰める前に 
その勝手放題に 反省ありだ。
もう 何百軒も 仕事をして来たが
その都度に この複雑な思いの 堂々巡りは
毎回 同じである。

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