炊飯器と人の一生 (その2)
物を盗むのに 理由を
聞くのも おかしいが
先ずは 聞いた
少し おじさんは
現れた事に 青年の
良さを 感じていた。
近年で こんな事は 想像もしていなかった。
彼は 生まれが 地方の漁師村で 高校は 何とか出して
もらったが 一番目の就職先が 自分に 合わず無職で
家にも 帰えれず 食うものも 無いと言う。
田舎え帰る事を 進めても 受け入れる 実家の 余裕も
無いと言う。
炊飯器が 在っても 米が無ければ どうにも出来ない
旨を 伝えると
アルバイトをして 米を買って 一度焚いておけば
何食でも わずかな おかず代で 過ごせる事を強調した
それも理屈だと 思ったが 感心している場合ではない。
それと 盗みは 結びつかない事を 叱った。
しかし 何処か 田舎出で 漁師村で 親父は 漁師でと
おじさんの 悪タレで 人の間を さ迷い続けていた
青年の頃を 思い出していた(明日叉報告)
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