故郷と世間と後輩と不幸
久し振りに 同郷の
後輩が尋ねてきた。
もう 建設会社も
経営していて
単身 故郷を出て
身一本で 小さな建設
会社を 持てるように成ったのは 世間が 受け入れてくれた
からと 感謝していた。
それは おじさんにも 経験ありで 島からいきなり14・5歳の
少年が 本土の社会に出てきては 馴染む 学ぶ 慣れる
どれを取っても 努力の方法さえ解らず
一度は 何とも言えない気持に 落ち込んでいく
周りは ホームシックなんて一言で かたずけるが
そんな簡単なものではなかった。
貧しくて 生活も 就学も 出来そうにない 故郷に
帰ろうと 思う事も無かった。
思うように 表現も出来ない少年達は 言い知れぬ矛盾の
世界に 複雑なジレンマを 抱きながら さまよっていたに
違いない。
ともあれ そんな生活の中から 独立・会社創設等
至難の業であった。
小さくとも それを成しえただけでも
「お前は 偉大だ!」と 感心していたが
天も 何処まで試練を与えるのか
「先輩 嫁さんが 今年いっぱいのごたる。」
つまりは 肺がんで 今年いっぱいで 召されると言う
こんなに 一生懸命生きても 不幸は付きまとう。
頑張れ その中 奇跡と言うことも たくさんある。
天には 逆らえないが 奇跡を待つことと 努力は出来る。
そして 何としてでも 夫婦で晩年の夢を見るんだ!
ご連絡はこちら
ksrkhiroshi@yahoo.co.jp
にほんブログ村
関連記事