努力の昭和最後の英雄 ”オグリキャップ”

熊本ごみしょりおじさんと湯島紀行

2010年07月04日 08:25


昭和の最後の 英雄が終わった。
英雄の死なんて こんなもんかも知れないとも 思った。
泥濘に 足を取られて 折れてしまったらしいが
人も 動物も 立派な死に方なんてありはしない。
ハイセイコー以来の 名馬であまり競馬にも詳しくない
おじさんも引き付けた クラシック 登録も無く
人間で言えば 身体障害とも言える右足の欠陥
地方競馬から 中央競馬え 三冠馬には成れない
ハンディー・ バックアップの無い 地方出身
言えてるのは 何処か身体的にも 育ち的にも
学歴的にも 身に余るくらいの ハンディーを
背負いながら 走りつずけるオグリに
自分をダブらせてた
”金の卵”世代や ”団塊世代”が 40才前後で
夢の途中で 駆け上がる貪欲なエネルギーを
貰ったに違いない。
最後のレース もう 戦うなと願った 有馬記念でも
彼は 戦うのが宿命のように 最後まで”一等賞"
目指して ハンディーの 前右足で 大かきしながら
只管に ゴールを めざし 
そして 悲運の成り上がり将では終わらなかった。
最後の一歩まで 全力で駆け抜けた
努力の将であった。 私が生まれてはじめて 
動物を愛し尊敬した時であった。

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